フォーレ:ピアノ五重奏曲集/エベーヌ四重奏団、ル・サージュ(ピアノ)

AlphaレーベルからNMLに今日登録されたディスク。室内楽のジャンルは私はあまり聴くことが多くないのですが、ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンへの出演等で名前は聞いていたエベーヌ四重奏団がAlphaレーベルに録音したというので試しに聴いてみることにしました。

 

フォーレ:ピアノ五重奏曲集/エベーヌ四重奏団、ル・サージュ(ピアノ)【Alpha】
ガブリエル・フォーレ
・ピアノ五重奏曲第1番ニ短調 Op.89
・ピアノ五重奏曲第2番ハ短調 Op.115
エベーヌ四重奏団
  第1ヴァイオリン:ピエール・コロンブ
  第2ヴァイオリン:ガブリエル・ル・マガデュール
  ヴィオラ:マテュー・エルゾグ
  チェロ:ラファエル・メルラン
ピアノ:エリック・ル・サージュ
http://ml.naxos.jp/album/ALPHA602
Alpha602

 

かつてラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンで来日したこともあるフランスのエベーヌ四重奏団[http://www.quatuorebene.com/]が同国のピアニストのエリック・ル・サージュと組んで録音したフォーレの2曲のピアノ五重奏曲作品。第1番はフォーレが聴覚障害(聴覚範囲が狭まり高音と低音がピッチの違う音として聞こえる)に悩まされる頃の作曲、第2番は彼の晩年の作品の1つです。
これまでの来日公演で高い評価を受けているだけあって、エベーヌ四重奏団の演奏は精緻なだけでなく聴く人の心をグイグイ惹きつける魅力にあふれた素晴らしい演奏です。ル・サージュのピアノもいいですね。私は2曲ともこの録音で初めて聴いたのですが、特に1番の第3楽章や2番にはついつい引きこまれてしまいました。また、このクァルテットはクラシック以外にも様々なジャンルの音楽にチャレンジしていることもあってか、彼らが奏でるフォーレの音楽に100年前のものとは思えない現代性(同時代性)が垣間見えるようにも思えました。